こんにちは!
都内美容メーカーでブランドマーケティングをしている、けいぬ(@kuku_006611)です!
前の記事では、「ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと/世界で通用するデザイン経営戦略」を紹介しながら、ブランディングに関してご紹介しました。
ブランディングって何?説明から実践のためのプロミスまでを紹介 | IN → OUT (k-innout.com)
それを基に前回は自己分析しましたが、今回は、ブランディングのコアにもなるブランドDNAの策定に行ってみようと思います!(*リブランディング前)
この記事はこんな人におすすめ!
✓ブランディングをしてもぶれてしまう
✓ブランディングの実際のステップの具体例が見たい
■STEP 1:本質を見極める
これは前回の記事にまとめておりますが、まずは自己分析を行い、既に持っている魅力を引き出し、整理するという段階で、真似できないコアを見つけ出す事を行いました。その分析によって、「経験ベースにブランディングやマーケティングの理論を実践の仕方を共有する事」が私のすべきことだとわかりました!
ブログのブランディング?まずは自己分析! | IN → OUT (k-innout.com)
■STEP 2:ブランドDNAを定める
今回の本題です。分析によって方向性はわかりました。
ではここからはコアになる部分です。細かく書かれた内容をまとめていきます。
(正直かなり時間がかかりました。。。。)
■ターゲットオーディエンス
まずはターゲットオーディエンスです。どういった人に集中して対話していくのかを明確にします。一人に刺さる内容は多くの人の心も動かしうるので、範囲が狭くなってしまうのではないかと恐れずに、ある程度狭いターゲットを設定し、ここで刺さるコンテンツの作成が必要です。決めた方向性が一番刺さるターゲット、一番語り掛けたいターゲットを選定しきます。私の場合は、「成長意欲の高いサラリーマン」です。自分に近いような存在の人向けです。
■プロダクトベネフィット
次にプロダクトベネフィットです。このコンテンツでは何を提供するのか、を明確にします。有名な考え方で、「ドリルを買うのは穴が欲しいから」という話がありますが、まさにこの「穴」にあたる部分を明確にします。ここがぶれてはターゲットにとっては何をくれる存在なのかがわかりません。
ここで重要なのは、分かりやすく「XXXの知識」などよりも深く、それを得た先の気持ち等も考えると事が重要です。「行動したい気持ち・成長の安心感」、さらには「同期に負けなていないと思う自信」等です。こういった気持ちが、この知識を欲しい理由になっており、最終的に与える事ができるベネフィットです。
■ブランド属性・価値
なぜするのか、どんな人に何を提供するのかが明確になったかと思います。
ここではそれを基にブランドにどんな属性を持たせたいのか、持っているのかを明確にします。これにより、アウトプットがぶれずに質を担保でき、価値が何かを明確になります。
■ブランドビジョン・ミッション
ここでは、ブランドが目指す世界/理想像と、そこに到達するための使命を明確にします。
ブランドにとって進むべき道を示すとても重要なポイントで、ここがブランドの存在意義になります。
■ブランドプロポジション・プロミス
ビジョンなどは聞いたことはあってもプロポジションは聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。ここまでまとめてきた内容を、消費者向けではなく、より分かりやすく端的に「どんなブランドか」をまとめたものです。
ブランドプロミスはその中で消費者とする約束事です。ここを破らない事が信頼関係を作っていきます。
■市場での位置づけ
ここまでで明確になったブランドが、市場でどういう位置づけなのかを明確にします。
ここでの軸は自由でよいと思いますが、一番この市場を表すものが良いです。
■ブランドストーリー
ここは最重要。ブランドを情緒的に語るストーリーです。ファンを作る事が目的のブランドにとって、「共感」を生み出すストーリーは重要です。ブランドプロポジションから膨らませながら、ターゲットの気付いていないニーズを掴むストーリーを描きます。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
私自身、この手順をする事でさらにブログブランド「IN→OUT」が明確になりました!
実際に働くブランドでも同じ事を整理する事でブランドの価値や方向性が明確になりました。
次回はSTEP3:ブランドアイデンティティで体現を紹介していきますので、是非お楽しみください!
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