こんにちは!
都内美容メーカーでブランドマーケティングをしている、けいぬ(@kuku_006611)です!
SDGsはよく聞く。でも結局のところなんなんだ?何をすればいいんだ?という人は多いのではないでしょうか。ですが、このSDGs、この根本にある「サステナビリティ(sustainability)」なるものは今後マーケティング・企業の存続という意味で、なくてはならないものになっていきます。
なぜなら世界的に国単位で推し進める空気を作るPRが行われており、消費者もその意識が強くなってきているからです。
「サステナビリティ」ってどう考慮してマーケティングするのか、わからない。
そんな方々が実務に生かせるヒントになるようなサステナビリティ×ブランディング/マーケティングの考え方や知識、事例を紹介していきます。
こんな人におすすめ!
1.「サステナビリティ」って何かはっきり理解できていない。
2.実際サステナビリティって具体的に企業としてをすればよいのかわからない。
サステナビリティとは?SDGsとは?
まず、そもそも、「サステナビリティ」何か説明できますでしょうか?
サステナビリティとは日本語にすると「持続可能性」です。
よく使われるのは、CO2削減等の「地球にとって」持続可能な事という意味合いで使用されますが、今は人種・ジェンダー差別をなくす事や貧困問題など、「社会的に」という意味合いも強くなってきています。
この言葉が一気に広まり、企業の取り組みが盛んになったのは、SDGs (Sustainability Development Goals: 持続可能な開発のための目標)の採択です。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標です。
それは、人権や貧困、水問題、海や木々の豊かさと幅広いトピックに対するものです。
この目標の公開に伴い、国や企業、各個人がサステナビリティに向けての取り組みを加速させました。
消費者のサステナビリティへの意識
このサステナビリティの動きに対し、各個人の意識はどのように変わっているのでしょうか。
環境問題や社会問題の解決に向けて、サステナブルな商品を買う事に行動的な消費者層は1/3もいます。またその割合はこれからを担う10・20代でさらに大きくなります。(FRAUの意識調査:https://www.intage.co.jp/gallery/sustainability2/)
さらに、コロナの影響を受けて、「サステナブルな買い物」に対する意識が強まった人は3割を超え、今後も増えていくだろうと思います。(楽天インサイト:https://insight.rakuten.co.jp/report/20200624/)
企業のサステナビリティの取り組み
サステナビリティへの取り組みでうまく活用しているのは、身近に感じるのはスターバックスでしょう。スターバックスは、日経BP「第1回ESGブランド調査」にて総合7位を受賞しており、廃棄物削減やリサイクル、コーヒー生産者の生活向上への取り組みを行っています。
そもそも、スターバックスのミッションは「人々の心を豊かで活力あるものにするために—ひとりのお客様、一杯のコーヒー、そしてひとつのコミュニティから」です。コミュニティや文化を大事にし、守っていきたいからこそ、こういった取り組みをしています。
例えば、プラスチックストローをなくし紙のストローに変更した事は有名です。また、店舗内の壁やボードには、スターバックスでのコーヒー生産にまつわるストーリーが書かれており、顧客にもその想いが伝わる作りになっています。
こういったように、なりふり構わずSDGsの流行りに乗るのではなく、企業の持つミッションにあった形でSDGsに取り組んでいく必要があります。そういう視点からすると、自分の企業で何をすべきかが見えてくると思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。そもそも今後も、SDGsは世界的政府主導でPRされていくので、消費者の意識もどんどん変わっていきます。消費者が変われば、企業も変わらないといけません。今後もSDGsへの取り組みは必須になっていくだろうと思います。
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