SDGsはビジネスで非現実的?SDGs過渡期のマーケティング戦略とは。

SDGs過渡期のマーケティングとはSDGs
SDGs過渡期のマーケティングとは

こんにちは!

都内美容メーカーでブランドマーケティングをしている、けいぬ(@kuku_006611)です!

SDGsの話題が仕事の中でも多く聞くことが多いのではないでしょうか。

どうマーケティングに使えばいいの?現実的には難しくない?という人も多いかと思います。そこで、SDGs過渡期のマーケティングのヒントとなる考え方をご紹介します!

こんな人におすすめ!

・SDGsの取り組みって利益を損なうだけでビジネスにならないのではないかと思う方

・SDGsって消費者はどう思っているか分からない方

■理想的なサステナビリティとは?

サステナビリティを取り組む際にまず考えるべきは、企業/ブランドのビジョンに向かって、消費者・企業・地球/社会の三方にとって良い取り組みです。

企業の利益としては、ジェンダーレスとして男女兼用にすることによる効率化、ラベル等無駄を無くす事によるコスト削減などが挙げられます。

■サステナビリティの現実

しかし現実では、「事業に関わる人を幸せにしよう」と、フェアトレードやより環境負荷の低い材料/原料等を使うとコストが上がったり、実際に機能が下がったりする事があります。その為、機能は下がったのに価格を上げざるを得ないという事がよくあります。

■消費者にとってのサステナビリティ/SDGs

消費者にとってのサステナビリティとは何でしょうか?正直にいうと、まだ過渡期です。

若い世代ほどSDGsへの意識が高く、特にZ世代(一般的に1996年から2015年生まれ:2021年時6~25歳)は学校教育の影響でSDGsの意識が高いです。しかし、自分事化できている人はまだまだ少ないように思います。そのため、社会的には「SDGsを進めるべき」と考えているが、自分の身に降りかかると自分の利益が優先になる。

つまり、「SDGsに対応した商品だよ!」と呼びかけても、消費者は称えるものの、多くは購入してくれません。

例えば、下記の電通が行った調査だとジェンダー平等に取り組むべきという人は8割近くいるのに、男/女らしさあるべきだという人が4割近くもいます。一見矛盾しているが、ジェンダー平等を自分事化できていないからというのがよく分かります。

(出典:他人事ではない、男性にとってのジェンダー平等 | 電通総研 (dentsu.com)

■現実を乗り越えるマーケティング

そうしたSDGsを自分事化していない消費者に対して、せっかく取り入れたサステナビリティ要素をどのようにして関心を向けさせばよいのでしょうか。

それは「サステナビリティ」に対して抱く消費者の想いに対して広告やメッセージを行う事です。

  • 余裕

サステナビリティとは、大きく言うと地球・社会のための取り組みです。つまり自分より他者のための取り組みです。つまり、サステナビリティを考慮した商品を使えば、「自分以外にも気遣いできる余裕」を持つ事ができます。「余裕を見せたい、持っていたい」というインサイトを持つ消費者は確実にいます。

  • おしゃれ

サステナブルな製品は無駄なものがそぎ落とされている事が多々あります。

その際に本当に必要な本質のみを残すので、より洗練された商品・サービスになる事が多いです。これがサステナビリティのデザインがおしゃれに見える理由です。

  • 先進性

まだまだSDGsというワードも普及途中であり、その取り組みは発展途上です。その為、必然的に「トレンドに乗っている自分でいたい」消費者に取っては、サステナビリティ/SDGsは一歩先を行く先進的なものになります。この「先進性」をメッセージとして伝えるとより心に響くメッセージになるでしょう。

  • 安さ

最後にインサイトではないですが、安さも訴求ポイントになります。無駄なものを無くす事で原価が安くなることがあると思います。レフィルやラベルレス等は原価も安いので価格も抑えられる事が多いでしょう。そうした時はサステナビリティは高くなるイメージがある中で「サステナブルかつ安い」は強いメッセージになります。

■まとめ

いかがでしたでしょうか。

SDGsへの取り組みの大前提は、その企業やブランドの見るミッションに照らし合わせて「なぜそのSDGsの取り組みをするのか」を明確にするです。ここがずれると、表面的な取り組みになり、より不信感を招きます。ここを踏まえた上で、マーケティングに生かしていきましょう。

また、このようなサステナビリティの取り組みが成功してくると、多くの企業が取り組みを始め、原価が下がり、開発が進んで機能が向上していくでしょう。このように、一歩を踏み出した先駆者のみが先行者利益を得ながら、社会もよくなっていけばいいなと思います。

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