こんにちは!
都内美容メーカーでブランドマーケティングをしている、けいぬ(@kuku_006611)です!
年々加速するジェンダー平等への動き。どの企業でもジェンダーに対する考慮が求められていますが、これは今後のチャンスでもあります。そのビジネスチャンスを背景からご紹介していきます!
こんな人におすすめ!
・ジェンダー平等ってビジネス化するのは難しいと思う方
・新規事業開拓をしている方
・マーケティングに関わる方
■ジェンダー平等
社会的・文化的に求められる性差を表す「ジェンダー」の境界をなくすという考え方が広がっています。国連が定めたSDGs(持続可能な社会のための目標)でも「ジェンダー平等の実現」という事が含まれています。企業から始まり、消費者もこの意識が強くなってきています。
SDGsの詳細はこちらの記事をご覧ください!
■新規開拓ビジネスのチャンス
多くの企業は女性向けのモノ/サービスは女性に供、男性向けのモノ/サービスは男性に提供してきました。しかし、ジェンダー平等の観点から、その反対があり得る環境になってきています。市場創造をミッションにするマーケターにとっては、大きなビジネスチャンスになります。
■男性向けサービスの女性向けバージョン
今までは女性の社会進出は推進されていたが、いまだサポートするような仕組みが少ないです。キャリアアップを歩みたい人が増えているにも関わらず、サポートできるサービスがなかったのです。そこに社会問題解決を掲げ、多くのビジネスが出来ています。
- 「私らしい働き方をかなえる場所」を提供するSHElikes(https://shelikes.jp/):現代に合ったWeb周りのスキルやマーケティング等の講座を提供するキャリアスクールで、会員数を伸ばしています。
- Ms. Engineer (ミズ・エンジニア)(https://ms-engineer.jp/):「女性にも日本のテクノロジーを成長させる知識を授け、ともに助け合っていかなければならない。」という想いを基に、世界で通用するエンジニアを育てる教育カリキュラムを提供しています。
■女性向けサービスの男性向けバージョン
ファッション業界や美容業界等で今までは女性向けと考えられていたものが、男性向けにも
- 女性向け化粧品をメインに提供していたCHANEL(シャネル)も、男性向けにベースメイクだけでなく、ネイル等も「ボーイ ドゥ シャネル(BOY DE CHANEL)」として展開をして人気を博しております。

- 女性向けのようなデザインのファッションも「ジェンダーレスファッション」として男性に着られるようになり、beautiful people(https://beautiful-people.jp/)もMENS/WOMENS向けだけでなく、EVERYONE(全員)向けとして男女兼用のユニセックスファッションを提供しています。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。今まで見ていた市場からはみ出し、自社の強みを生かしながら新規開拓しうる市場が広がっていると、僕も気づかされました。今後、このジェンダー平等に対応した市場はどんどん増えていくでしょう。
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